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オンライン決済とは?導入のメリットやおすすめの運用方法を解説

投稿日:2025年11月12日
オンライン決済とは?導入のメリットやおすすめの運用方法を解説

デジタル化が進むなか、キャリア決済やID決済などの「オンライン決済」が急速に普及しています。
現金を使わずにスムーズな取引ができるだけでなく、会計業務の効率化や顧客満足度の向上にもつながる点が大きな魅力です。

本記事では、オンライン決済の基本的な仕組みや主な種類、導入するメリットについて解説します。
自社に最適な決済方法を選ぶための参考にしてください。

目次

オンライン決済とは何か

オンライン決済とは何か

オンライン決済とは、インターネットを通じて商品やサービスの代金を支払う方法です。
「決済」とはお金が実際に移動する取引を指し、オンライン決済ではパソコンやスマートフォンの操作のみで取引が完了します。

一方、代金引換や銀行振込など、インターネットを介さずに行う支払いは「オフライン決済」と呼ばれます。
これらは現金の受け渡しや、銀行・コンビニへの来店が必要になるため、時間や手間がかかる点が課題です。

その点、オンライン決済は時間や場所を問わずに利用できる利便性の高さが特徴であり、ECサイトだけでなく実店舗にも導入が広がっています。

オンライン決済とキャッシュレス決済の違い

オンライン決済とキャッシュレス決済の違い

キャッシュレス決済とは、現金を使わずに商品やサービスの代金を支払う方法です。
クレジットカード決済、電子マネー、ID決済などが代表的で、支払い時に現金の受け渡しが不要になります。

一方、オンライン決済は、インターネット上で取引や処理が完結する決済方法を指します。
キャッシュレス決済のなかには、インターネット上の取引で利用されるオンライン決済と、店頭端末で決済を行うオフライン決済が存在します。

つまり、両者は別物というわけではなく被る部分もあり、キャッシュレス決済は「現金を使わない支払い全般」を指し、オンライン決済は「インターネットを利用する決済全般」を指す言葉です。

オンライン決済の主な種類

オンライン決済の主な種類

オンライン決済にはさまざまな種類があり、利用者の支払い方法や取引形態に応じて使い分けられます。

ここからは、ECサイトやサービス運営者による導入実績が多い、代表的な6つのオンライン決済手段の特徴を紹介します。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、最も一般的で広く浸透しているオンライン決済方法です。
利用者が購入時にカード番号や有効期限などを入力し、カード会社を通じて即時に支払いが完了します。

店舗側は、決済代金を後日まとめて受け取る仕組みのため、現金管理の手間を省ける点が特徴です。
利用者にとっても利便性の高い決済方法ですが、カード会社の審査を通過しなければ利用できません。
また、不正利用などのセキュリティリスクを伴う点もデメリットの1つです。

クレジットカードは早くから普及しており、契約数は現在も増加傾向にあります。
安全性を確保しつつスムーズな決済環境を整えることで、売上拡大や顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

ID決済

ID決済は、専用アプリや外部サービスのアカウント情報を利用してスマートフォン1つで支払いを完結できるオンライン決済方法です。

あらかじめ登録した銀行口座やクレジットカードから自動的に引き落としがなされ、購入時はログインや生体認証などの操作だけで手続きが完了します。
都度の入力が不要なため、スムーズでストレスのない購入体験を提供できる点が大きな特徴です。

決済代行サービスを介さずに導入する場合は、各事業者との個別契約やシステム連携が必要です。
しかし、アプリ1つで支払いを完結できる手軽さやスピード感から、若年層を中心に利用が急速に拡大しています。

キャリア決済

キャリア決済は、携帯電話会社を通じて商品やサービスの代金を支払うオンライン決済方法です。

購入時にログイン情報やクレジットカード番号を入力する必要がなく、スマートフォンだけで支払いが完了します。
利用料金は携帯電話の月額料金とまとめて請求されるため、手間をかけずに決済を済ませたい利用者に選ばれやすい手段です。

通信事業者が代金の回収を代行する仕組みのため、販売事業者が利用者に支払いを催促する必要はありません。
未回収リスクを抑えられる点が大きなメリットですが、その分、手数料が比較的高めに設定される傾向があります。

オンライン銀行決済

オンライン銀行決済は、インターネットバンキングを利用して即時に代金を支払うオンライン決済方法です。

利用者が決済画面で銀行を選択すると、各金融機関のサイトへ遷移し、ログイン後に口座から直接引き落としが行われます。
クレジットカードを持たない利用者にも対応できる決済手段として、幅広い層に利用されています。

店頭へ出向かずに取引を完結できる利便性がある一方で、ワンタイムパスワードやメール・SMS認証などの本人確認が必要です。
また、通信トラブルやシステムメンテナンスにより、一時的に取引ができないケースもあるため、安定した運用環境の確保が求められます。

コンビニ決済

コンビニ決済は、注文完了後に発行される支払い番号やバーコードを利用し、全国のコンビニ店舗で代金を支払うオンライン決済方法です。

利用者は、レジや店内端末を通じて支払いを行い、店舗で処理が完了すると、スピーディーに事業者側へ入金情報が通知されます。

事業者にとっては、サービス提供前に未入金を防止できる(前払い方式の場合)点が大きなメリットです。
利便性の高さから購買機会の拡大にもつながりますが、利用者が店舗に出向く必要があるため、支払い忘れが発生するリスクもあります。

後払い決済

後払い決済は、商品を受け取ったあとにコンビニや専用アプリなどで代金を支払うオンライン決済方法です。

購入時に支払いを行う必要がないため、初めて利用するサービスや高額な商品でも安心して購入しやすく、新規顧客の獲得につながります。

一方で、事業者にとっては未入金リスクが発生する点が課題です。
請求作業や入金確認などの事務負担も生じ、取引件数が増えるほど人為的ミスが起こりやすくなります。

こうした負担を軽減し、未払いを防ぐには、請求から回収までを代行する後払い決済サービスを活用する方法が効果的です。

後払い決済を導入するメリット・デメリットについて、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

後払いとは?導入するメリット・デメリット、仕組みについて徹底解説

オンライン決済を導入するメリット

オンライン決済を導入するメリット

オンライン決済の導入は、顧客の利便性を高めるだけでなく、事業者にとっても多くのメリットをもたらします。

ここからは、オンライン決済を導入することで得られる効果について解説します。

利用機会が増え売上アップにつながる

オンライン決済では、クレジットカードやID決済、キャリア決済など、多様な支払い手段を提供できます。
利用者は、自分に合った方法でスムーズに支払いを行えるようになり、利便性の向上が購買意欲を高めます。

代引きや銀行振り込みなどのオフライン決済のみの対応環境に比べて、支払いの選択肢が広がる分だけ販売機会を逃しにくくなる点が大きな強みです。

さらに、オンライン決済は時間や場所を問わず利用できるため、店舗販売に加え、ECサイトやデリバリーサービスなど幅広い分野で導入が進んでいます。
支払い環境の柔軟性が高まるほど、より多くの顧客にアプローチしやすくなり、結果として売上拡大につながります。

入金管理が簡単になり、業務負担を軽減できる

オンライン決済を導入すると、支払い状況をシステム上で一元的に管理できるようになります。
入金データの照合作業や銀行口座の確認といった手作業が不要になり、管理業務にかかる時間と労力を大幅に削減できる点が大きなメリットです。

また、支払い情報がスピーディーに反映されるため、未入金や入金遅延の把握も容易になります。

従業員の負担が軽減されれば、顧客対応や売上分析など、付加価値の高い業務にリソースを振り分けられます。
結果として、業務全体の効率化と生産性向上を実現できる仕組みといえるでしょう。

オンライン決済の導入に決済代行サービスの利用をおすすめする理由

オンライン決済の導入に決済代行サービスの利用をおすすめする理由

オンライン決済は、顧客の利便性向上や売上拡大に効果的な手段です。しかし、システム構築や入金管理、セキュリティ対策など、すべてを自社でまかなうのは現実的に難しい場合があります。

最後に、自社で完結させる際に生じやすい課題と、決済代行サービスを利用するメリットについて解説します。

導入には複数事業者との契約・システム開発が必要

オンライン決済を導入する際は、クレジットカード会社や銀行、通信事業者など、複数の決済事業者と個別に契約を結ぶ必要があります。
さらに、システムを連携させるには、専門的な知識を要するシステム開発やAPI連携の設定も求められます。

決済情報の処理には高度なセキュリティ対策が不可欠であり、自社だけで安全かつ効率的な仕組みを構築するのは容易ではありません。
導入する決済手段が増えるほど、開発や管理の負担も増大します。

こうした課題を解消するには、複数の決済方法を一括で導入・管理できる決済代行サービスの活用が効果的です。

継続的な運用の負担が発生する

オンライン決済を導入すると、運用面での管理業務が継続的に発生します。
たとえば、入金確認や返金処理などの事務作業は決済後も発生し、取引件数が増えるほど手間がかかります。

さらに、不正利用や支払い遅延といったトラブルへの個別対応も必要となり、担当者の負担が大きくなりがちです。

また、システム障害や通信エラーが発生した場合には、その対応や復旧を自社で行う必要があります。
顧客との信頼関係を維持するには迅速な対応が欠かせませんが、適切な解決には専門知識や人員の確保が不可欠です。

決済代行サービスを導入すれば、こうした運用負担を大幅に軽減できます。

セキュリティ基準や法的要件を満たす必要がある

オンライン決済を導入する際は、セキュリティ対策や法的要件への対応が不可欠です。
特に、クレジットカード情報を取り扱う場合は、国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」への準拠が求められます。
さらに、不正アクセスや情報漏えいを防ぐための通信データの暗号化、監視体制の整備も欠かせません。

また、個人情報を扱う事業者は「個人情報保護法」をはじめとする関連法令を遵守し、適切な管理体制を構築する必要があります。
こうした要件を自社だけで満たすには、高度な専門知識と継続的な運用が求められます。

セキュリティに精通した決済代行サービスを利用すれば、安全性と運用効率を両立しやすくなるでしょう。

後払い決済の導入なら「後払い.com」がおすすめ

後払い決済の導入なら「後払い.com」がおすすめ

オンライン決済の一種である後払い決済は、商品を受け取ってから支払える仕組みです。
利用者に安心感を与えながら幅広い決済ニーズに対応できるため、新規顧客の獲得や購買意欲の向上につながります。

「後払い.com」では、与信審査から回収・入金管理・督促・問い合わせ対応まで、煩雑な業務を一括で代行しています。
さらに、未回収リスクを保証しているため、事業者は安心して導入できます。

また、コンビニでの現金払いに加え、PayPayなどをはじめとするスマホ決済にも対応しており、利用者の利便性も高められます。
安全性と利便性を両立した決済環境を整えるなら、後払い.comの導入がおすすめです。

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